
Google検索であなたのWebサイトが表示されるには、「Googleに見つけてもらうこと(=インデックスされること)」が必要です。この記事では、初心者の方でも迷わず実践できるように、Googleサーチコンソールの設定方法やレポートの見方、改善のヒントまでをわかりやすく解説します。
インデックスってなに?SEOの第一歩
WebページがGoogle検索で表示されるには、次の3つのステップを通過する必要があります:
- 🔍 クローリング:Googleのロボットがあなたのサイトを見にくること
- 📦 インデックス:見つけたページをGoogleのデータベースに登録すること
- 🎯 ランキング:検索キーワードとの関連性に基づき、検索結果に並べること
つまり、「インデックスされる」ことは、自然検索(オーガニック検索)でユーザーに見つけてもらうための入り口なのです。
👉 関連記事:SEOとは?初心者でも分かる超入門ガイド
サーチコンソールとは?何ができる?
初心者向けにわかりやすく解説している外部ガイドも参考になります:
Googleサーチコンソールは、あなたのWebサイトがGoogle検索でどう見られているかを確認し、改善するための無料ツールです。
主な機能は:
- 検索結果に表示された回数やクリック数を確認できる
- インデックスの状況やエラーを把握できる
- モバイル対応や表示速度の改善点をチェックできる
初期設定とインデックス登録の準備
🔧 1. サーチコンソールにサイトを登録する
- Google Search Console にアクセスし、Googleアカウントでログイン
- 「プロパティを追加」から、自分のサイトURLを入力
- 所有権の確認(HTMLファイルのアップロード/DNSレコード/Googleタグなど)
🗂 2. サイトマップを登録する
- サイトマップとは、Googleに「このページたちをインデックスしてね」と伝える一覧ファイル(通常は
sitemap.xml
) - 「サイトマップ」メニューで
https://example.com/sitemap.xml
を登録
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Webflowサイトのインデックス登録方法
WordPressサイトのインデックス登録方法
検索パフォーマンスレポートの見方と用語解説
「検索パフォーマンス」画面では、以下の指標を確認できます:
- クリック数:実際にユーザーが検索結果からあなたのページをクリックした回数
- 表示回数:検索結果にあなたのページが表示された回数
- CTR(クリック率):表示回数のうち、クリックされた割合(クリック数 ÷ 表示回数)
- 平均掲載順位:検索結果での表示位置(小さいほど上位)
🔍 フィルタ機能の使い方(日付・クエリ・ページなど)
- 日付範囲:過去7日間/28日間/カスタム指定で比較が可能
- クエリ:どんなキーワードで流入したかをチェック
- ページ:どのURLがどのくらい表示されているか
- デバイス/国:どの端末や地域からアクセスがあったか
これらのフィルタを組み合わせることで、「どのキーワードが成果につながっているか」「特定のページがクリックされていない理由」などを分析できます。
インデックスされないときのチェックリスト
「検索結果に表示されない…」という場合、次の点を確認してみましょう:
noindex
タグが付いていないか?robots.txt
でクロールをブロックしていないか?- URLが公開状態になっているか?(パスワード保護や下書き状態)
- サイトマップにそのURLが含まれているか?
特定ページだけの場合は、「URL検査ツール」で手動インデックスリクエストを送ることもできます。
定期的に見るべき3つのレポート
- カバレッジ:エラーや警告のあるページ一覧
- モバイルユーザビリティ:スマホでの閲覧時の問題点
- ページエクスペリエンス:表示速度・セキュリティなどの総合評価
これらは検索順位に影響する技術的な要素のチェックにもつながります。
まとめ|インデックスされてこそ、SEOは始まる
検索結果に表示されるには、まずGoogleに見つけてもらう必要があります。その第一歩が「インデックスされる」こと。
サーチコンソールは、その状況を確認し、改善点を見つけるための最も重要な無料ツールです。
まずは初期設定とサイトマップ登録、そして検索パフォーマンスの基本的な見方から始めてみましょう。